既存の石が大活躍 もみじへ植替え 坂井流

2022.3.23

坂井先生と紅葉の植栽を行って参りました。
お客様のご希望はお庭の一画(1㎡ほど)にある既存の松を伐根し、株立ちの紅葉へ植え替えと既存の石と植木鉢のきつくなった万両をできれば活かして欲しいとのことでした。
土を80㎝ほど掘り返してみると両手大の河原石がゴロゴロと出てきます。坂井先生は石と山野草で自然の雰囲気を表現されていきますので、このように沢山出てきた河原石は廃棄どころか大歓迎です。
この石がどう活かされて変わるのか?

ウキウキしながら石についた泥を洗い落としていきますと

先生の「石の配置やってみて!」と有難い振りが来ました。すこっぷ2人ですと毎回数個並べたところでかっこよく決まらず、途方に暮れて先生の手元へ石が戻るのは恒例です(古山と田口はこれをマスターしたいのです)。

先生が並べた石の角度や間の取り方に少し手を加えるとあっという間に石は締まり、そこへ山野草を配すと石と植物が互いに影響しあい、その一画がみるみると生き生きとしてきます。

その様を「坂井先生マジック」と私たちは呼んでおります。

お客様は寒空の下でしたが、作業が終わるまで時々小さく歓声をお出しになりながら見ていらっしゃいました。

喜んで下さり、こちらも嬉しいです。

ご依頼ありがとうございました。完成がこちらになります。

カメラ難しいです。素敵さが2~3割減 (涙)